kintoneカスタマイズスペシャリスト資格取得に向けた勉強方法

2020/09/12、kintoneカスタマイズスペシャリストを受験しまして、運よく合格できました。
というわけで、どんなふうに学習を進めたのか?書いていこうと思います。

私にはこのやり方が合っていたというだけかもしれないので、参考程度に読んでいただけるとありがたいです(´ω`)

とにかく1度学習ガイド全範囲を読む

公式の学習ガイド!
kintone 認定資格 カスタマイズスペシャリスト学習ガイド – cybozu developer network

こちらのサイトで一覧になっているページ、全部目を通しました。
(リンク先のリンク・・・みたいのは辿っていません)
読みながら、「制限事項」とか「注意事項」とか書かれているところはメモしました。
例えば、「APIによる同時接続数はドメインごとに100が上限です。」のような具体的な数字で書かれている箇所は要チェックしました。

思い出してみると、アソシエイトの試験でも「ExcelやCSVから取り込んだら1MBなのか?100MBなのか?」みたいなところをよく聞かれたと思います(゜゜)
カスタマイズスペシャリストの試験でも重要かな~と思い、そういった具体的な数値の部分は見つけるたびにメモしました。
また、「できる」「できない」のような内容もメモりました。

とにかく動かしてみる

REST API、JavaScript API など、一度動かしてみないとどんなもんかわからない!!
と思いまして、開発用アカウントのkintone内に、めちゃくちゃ触る用のアプリを作りました。
「顧客リスト」アプリをそのまま使いつつ、カスタマイズビューにボタンをたくさん作ってイベント発火させまくりました。

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REST APIはPostmanというツールを使って動かしてみたりもしました。
Postmanの使い方は「Postman 使い方」で検索したらいっぱい出てくるのでそちらを見てみてください。
「読むだけ」と、「実際に動かしてみる」のはぜんぜんちがいますっ!

こんな感じで、ちょっと大変でしたが、ほぼ全部のAPIを試しました。

覚えないといけなさそうなところを手書きする

勉強を始めるときに「覚えないといけないところってどこよ!?!? 」
と、ちょっと困りましたが、まずは、前回ご紹介したこちらのブログで「出たよ!」って書かれている部分の暗記をしました。

kintone カスタマイズスペシャリスト 受験レポート – Qiita

kintone カスタマイズスペシャリスト 復習ノート – Qiita

それから、
ふたたび、学習ガイドをざっと読んで、上記以外で「聞かれたら困ること」を探して一つずつ覚えました。

私の覚え方

私は暗記はアナログ派なので、

  • 手書きメモを眺める
  • 書いて覚える
  • 重要そうなところを手で隠して何が隠れているか言うw
  • 言えなかったところに印をつける

というのを繰り返しました。

1回目:言えたら○、言えなかったら✓をつける
2回目:言えたら○、言えなかったら✓をつける
3回目:2個○がついているところは飛ばして、言えたら○、言えなかったら✓をつける

を繰り返して、✓の方が多いものは「暗記するもの」リスト作って、そちらにも書きました。
↓チェックするときはこんな感じ。
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※右の方の○×は、GET,PUT、POST、DELETEどのメソッドに対応しているかの○×です

暗記の際は、「もう覚えたはず!」って見切りをつけるのも大事です。

共通点や例外を見つけながらメモをする

メモを取るときに、共通点をくくりだしたり、例外を見つけておくと、暗記しやすいかもです。例えば、

  • 「一括○○~」の役割があるモノは複数形の「s」が付きがち~
  • 一覧は複数レコードがありそうなのに、イベントは”app.record.index.show”みたいにrecordにs付かない

みたいな、一般的にはこうだけど、例外はこうですよ~という特徴も書きながらメモをとると、暗記するときに効率がいいかもしれません。

このへんを見ておくといいかも!

では、このへんを見ておくといいかもというのを思い出せる範囲で書いておきます。前回から紹介している記事の内容とかぶるところもありますが、

  • セキュアコーディングガイドラインもよく読んでおく
  • テーブルのフィールドについては何も見なくても書けるようにしておく。
  • アップロード、ダウンロードあたりはよく読んでおく
  • ルックアップのフィールドについてはよ~~く確認しておく
  • どこにJavaScriptを保存したら、どこでいつのタイミングで動くのか確認しておく
  • サンプル問題で聞かれている内容に該当するページを詳~しく見ておく
  • 具体的な数値(日数、個数、サイズ等)が書いてあるところは必ず覚える(ヘルプページに書いている制限も要チェック)

こんな感じだと思います。

全部覚えなきゃって思うと大変なので、40問中、10問は落としても合格できるんだと思って、覚えられないものは潔く捨てる!というのも手かもしれません。

ケーススタディ問題について

最後の10問はケーススタディ問題でした。

「こういう会社でこういうふうなことをやっています。次の1~5問に答えてください」
「問1〇〇アプリで△△したいんだけど、どうしたらいいでしょう?」

みたいな問題が2×5で10問でした。
なんと、問題の詳細や選択肢については、・・・全然覚えていないですorz….

問題を読みながら、「このアプリからこのデータをこうしたい。」というような略図を描いてから解くとわかりやすいと思います。
実務でkintoneカスタマイズをしていたら、「あー、そういうことね。」ってなると思うので、最初の30問よりは解き易かった気がします。

さいごに

私は今までの経験貯金と持ち前の引きの強さ?で、運良く合格できました。
正答率は67%でした。不合格と紙一重な点数だと思います。

サンプル問題で5点満点が取れるようになり、「もしかしたら合格できるかも?」と思いこんで、最後の数日間で暗記めっちゃ頑張りました。
不合格と思ってて、2週間後くらいにまた受けようと思っていましたが、合格できました。本当に運が良かったです。
「運」をさっきから連呼してますが、何が言いたいかというと、試験は「運」要素も強いので、もし不合格でもめげないでほしいということです。
理解できてるのと暗記するのは別だし、資格があることと仕事がデキることも別物だとおもいます。
私は運良く合格できましたが、資格を取ったからには活かせるように精進していこうと思います。
そして、この記事を読んでくださった方が勉強したところばっかり出題されますように🙏

・・・というわけで、こんなところで受験レポートを締めたいと思います。

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